音楽スタジオ

録音スタジオ内の響きを整える

こんばんは。
小濱達郎(こはまたつろう)です。

リフォームした音楽スタジオで、
あれこれと歌を録音してみたりと実験していますが、
重大な問題に気が付きました・・・

というか、なぜこんな重大なことを
考慮に入れていなかったんだろう・・・

それは何かというと、
部屋の中が響きすぎるということです。

一人で鼻歌を歌ったりするには、
気持ちよく聞こえるし、よいのですが、
録音するとなると別です。

響き、残響音が残ってしまうと、
録音した声にもその残響音が乗ってしまいます。

曲調によっては、残響音があっても
おかしくない場合がありますが、
声と一緒に録音してしまった残響音は
消すことが出来ないため、アップテンポ系の
曲なんかでは、使い物になりません。
致命的です。

ということで、響きを整えるために、
天井に吸音材を施工することにしました。

クリアトーン12SⅡ というものです。

リフォームするなら、最初から、このくらいのこと
考えてやっとけ!

という話でして、まことに面目ない。

吸音材施工前

吸音材を施工前 その2

 

今回は、反省の意味も込めて、自分で
建材を注文し、施工しました。

結構高いなぁ・・・

本当にもったいない、追加の出費です。

とほほ・・・

こんな箱に入って届きます

特殊ロックルールで出来た
軽い板です

 

専用の接着剤を使います

接着剤で遊んでみたり

吸音材を施工しているところ

あと少しで完成というところ

 

うまいこと作られていて、ガンタッカー(大きなホッチキス)と
接着剤で簡単に張っていけます。

ただし、天井の施工は首が恐ろしく疲れます・・・

あとは、端っこの部分は、サイズを正確に測って、
切る必要があって、その辺りは神経を使います。

でも、大工仕事はコンポストトイレの部屋の
増築で色々と経験していたので、それほど大きなミスもなく
順調に進めることが出来ました。

 

実際に、天井に吸音材を施工してみたら、
音の残響が随分変わりました。

響きが抑えられていて、いい感じです。

あとは、壁の方も、要所要所に
別の吸音材を施工するなどして、
よりよい録音環境を目指していきたいと思います。

オリジナル曲の音源づくり、歌入れなどには、
もってこいの精鋭の録音機材を用意しています。

お気軽にご相談ください。

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